目指せ大将

どうも、くつや＠開発部です。
みなさんは「五才十過」という言葉をご存知でしょうか？項羽と劉邦の時代に「大将に必要なもの」として韓信大元帥が劉邦にといたことで有名（？）です。といっても、横山光輝の漫画で知ったんですけどね。
われわれ「みそじーず」は横山光輝世代といってもいいんじゃないでしょうか。三国志に始まり、水滸伝、項羽と劉邦、織田信長、豊臣秀吉、武田信玄、戦国獅子伝、史記、すべて漫画で読みました。徳川家康は読んでないので誰か持ってたら貸してください（笑
その中で、一番印象に残っているのが前述した「五才十過」のフレーズです。
五才とは５つの才覚すなわち智：乱れぬこと、仁：よく人を愛すること、義：期待を裏切らないこと、勇：罪を犯さぬこと、忠：二心を持たないことでどれひとつ欠けてもいけない。また、十過とは１０の行過ぎで、勇あって死を軽んずるもの、急いで心落ち着かぬもの、利を求めてむさぼるもの、仁あって人を殺せぬ者、智あって恐れを知らぬ者、信あって誰も信じてしまう者、清廉にして人を許せぬ者、計あって油断する者、意思強きゆえに何事も自分でことをなす者、怠け者であるゆえに人に任す者のことで、ひとつでもあってはならないそうです。かなり厳しい条件ですよね。
政治のことは詳しくないですが、今の日本の総大将は五才のうちひとつも無いように見えてちょっとさびしい気がします。
で、自分の仕事の仕方とかを考えると、五才があるかどうかは諸先輩方に評価してもらうとして、十過のところ「意思強きゆえに何事も自分でことをなす者」「怠け者であるゆえに人に任す者」の部分がどうもなかなか難しいようで・・・。

我ながら、未だ大将の器にあらずですじゃ（泣

でわまた。