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身近な恐怖

開発部のIです。

いつも東豊線を利用している人はご存知かと思いますが、
最近、東豊線で通り魔事件がありました。
地下鉄の中で包丁をもった男に女性が刺されたという事件です。

私も普段、東豊線を利用している者なので身近でこのような事件があるということは
非常に恐ろしいことであると感じています。
事件の次の日は地下鉄に乗って、つい非常ベルの場所を確認しておりました。

怨恨によるものでも身近なところで殺人事件などが起これば誰でも恐怖を感じますが、
通り魔事件というのは誰もが被害者になりうる。という点でさらなる恐怖感を与えます。

しかし、通り魔事件でも身近なところで起こった場合は恐怖感を与えられるので、
果たして地下鉄サリン事件9・11のテロ、池田小学校の児童殺傷事件といった事件が
身近で起こった人はどれほどの恐怖を感じたかと考えると改めて恐ろしい事件があったのだな。
と考えさせられました。

犯罪心理学という専門の学問もありますし、犯罪の被害者にどのような心のケアが必要なのかは具体的なものになってきてはいます。
しかし、法律や慣習といったものはまだ学問に比べて遅れているというのが現状です。
被害者の人権というのがこれからの日本の抱える大きな課題であり、裁判員制度がそれを解決する糸口になるのだろうかと少し期待しています。