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時代の流れと、とりとめのない複雑な心境??

 週に数回通うフィットネスジム、アンチエイジングに役だっているんかいな??っと、思いつつ通る旧マルイマルサのLOUIS VUITTONのショーウィンドウにある大きなポスターをなんとなくいつも見ています。

 そこに掲げられたポスターには、一人の老紳士がビトンのバッグを傍らにおいて高級車の後部座席に座っています。 いかにも上品ではあるが、頑固・こだわりを持つ人間が、だからバッグは”ビトン”みたいなかんじで表現されています。 話はそのポスターに写る老紳士がどこかで見た顔だなと思いつつあまり考えていなかったんですが、先日まじまじと見て・・額の痣から、ありゃこいつは旧ソ連の最後の書記長そして最初で最後の大統領だったゴルバチョフだと気づきました。共産主義国から開放に向かった激動の時代にリーダーだったがゆえに強面の雰囲気だったけど、いまやコマーシャルタレントもこなしているわけだ。時代も変わったな。
 自分が最も多感だった10・20代、世界は東西冷戦、日本は高度成長期を謳歌していた。50代の現在は3極(旧共産圏諸国・西側諸国・中東を中心としたイスラム圏)の宗教・経済・資源の独占をかけた不思議な対立、そして走り続けた末、ケッツマづいて自信喪失の日本。  そして同じように全力疾走してきた自分は、ここ数年足踏みをしている。この足踏みが、スタート前の足慣らしなのかゴール後のストレッチなのかようわからん。 自分の親が今の自分の世代だと多分ストレッチ、だけど全体が長生きになった今の自分の世代だと次のスタート前というところなんでしょうけれど、なんというか・・微妙な位置関係ですわ。

 時代や環境の変化を事実・実感として受け止め自らを変化させた結果なのかと言うと、はなはだ疑問を感じる。 もちろん変化することが最良だとは思わないが・・。だからと言って揺らぎのない信念を持った頑固さも、残念ながら持ち合わせていない。  時代・環境の変化と世代の経過による自然の流れに身を任せ、抵抗しないでダラダラと生きてゆくのも、他からみればなんてやつだと言うような批判もあり、耐えるのも結構信念のいることだと思う。 
 
 ここで年初めの"今年の目標:努力しない・無理しない・大体において適当に"に戻るわけだ。 そうだ、そうだった。初心に帰って流れにそってゆっくり泳ごう!。加齢臭も老人環もシミも怖くな〜い!・・か?  少しは抵抗しようかねぇ。