血液型

こんにちは。
開発部のMMです。

最近、各血液型の性格について書かれてある本がベストセラーになり、またあの「血液型ブーム」がやってきているなぁと感じます。
血液型占いなど、血液型別に見られる性格・特徴についての特集が組まれた雑誌を見かけるのは、最近ではあまり珍しくありませんよね。

私はこういった血液型占い的な類があまり好きではありません。
なぜなら「血液型占いは人種差別である」からです。

これは、短大の心理学の講義にて、当時先生が強気にズバっと言い放った言葉です。

だいたい、A型やO型は「まじめ」だとか「おおらかで人当たりがいい」だとか、良い印象を言われることが多いですよね。
逆にB型やAB型は「自分勝手」だとか「友達や結婚相手にしたくないタイプ」だとか、悪いことばかり言われます。

なぜA型やO型ばかりが良いふうに言われるのかというと、単純に「人数が多いから」なのだそうですよ。
人間、なにかと大人数のほうが安心感を覚えたりしますよね？
だから少数派のB型やAB型はひどく悪く言われてしまうのだとか。

なるほどなぁと思いませんか？
生物学的根拠も何もないのに、こんなに血液型占いが話題になってしまっている理由。
差別ったらありゃしない。

先生のこの授業を受け、当時私は救われたような気持ちがいたしました。
なぜなら私は日本人でもっとも少ないあのAB型だからです。

血液型は輸血のときだけ重要視すればいいのです。
仲良くしたくないタイプだなんて、まったく心外ですよ。
あんまり悪い印象を持たないでやってくださいね。

しかし……TVで耳にした
「AB型はA・B二種の性質を持つ未知の可能性を秘めた天才肌である」
という言葉だけはちゃっかり信じている私なのでした。