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いきものの進化

この夏アニマルプラネットの恐竜特集を延々と見続けて思った

なんか生物の進化の歴史が最近の研究で続々と過去の成果が書き換わっていっていますよね。

アニマルプラネットなんかでわかりやすく解説している番組を見ていると、自分が小学生・中学生のころかぶりついて読んでいた本や図鑑と全く違う世界を見せられて驚いたりします。

研究者の方々の努力というか執念みたいなものには本当に頭が下がります。

それでもその生物進化の歴史は、その時代の覇者である生物群からではなく、弱者から次代の覇者が生まれることを繰り返しているというところだけは、以前からの研究成果と変わっていないなあと理解しています。

このことが何を意味しているのかがとても気になります。

時代の覇者たちはその時代を生きるための適応が高度に進んでいてそれが覇者であることをさらに強化し、より覇権を握っていく。

一方、弱者は覇者が見向きもしないような様々な場で生きる術を身に着け何とか命をつないでいく。こんな感じなのでしょうか。

劇的な変化を迎えるとき、もしくはその予兆があるとき、時代の覇者が持っている適応能力で対応ができないようなことがあったとき、覇者たちは適応できず衰退し、弱者の中の変化する「場」に適応できる芽(目)をもったものが力をつけ、次代の覇者になっていくのでしょうね。

化石や地質の研究からこのようなことを読み取るんだから研究者の方々は本当にすごいなと思います。研究者の方々は知を持ち寄り、妥当と思える仮説や結論を見出していって、今後の社会に役立てようという高い意識をもって仕事しているんだろうな。

それで、この話は生物の話なのでEvolutionですが、企業や社会にも置き換えて考えることもできるよなっていいだけ大人になるとやっぱり考えちゃったりします。

企業ですとInnovationですよね、きっと。

あるInnovationが個人や企業によっておこると、それがある流れを作り社会全体の仕組みをも大きく変えてしまうようなInnovation変わっていくことは生きていると何度か経験してきているなと実感します。

そしてそれに適応できない人なり企業なりはその時代から淘汰されていってしまうのかと思うとなんかこわくなっても来ます。

でも何かしないとな、何も変わらない。

最近自分に言い聞かせています。